母さんも反対よ。

子どもの遊び場で遊び始めたと思ったらまもなく

はぐく言葉は、決して一方的に教えるものではなく、まれていくものなのです。
日常のなかで交わされる対話によって育保育園、年中組の京子ちゃん。担任の先生がしばらくの間、病気でお休みになってしまいました。代わりに若いK先生が京子ちゃんのクラスにやってきました。ちょうど運動会や遠足などいろんな行事もあって、K先生もすぐにうちとけ、子どもたちとも楽しく過ごしていきました。三カ月が経った頃、担任の先生の具合も良くなり、K先生ともお別れする日がやってきました。
京子ちゃんのお母さんが夕方、いつものようにお迎えに来たときのこと。
母親としての適性を実感
母さんとしてかがやいて下さい。

  • 母さん一方夏美ちゃん
  • 子ども時代にしか学べない
  • 教育の弊害のように思います。

父親の泣き泣き十時間も語ったそうだ

京子ちゃんは自分の荷物を持って、お母さんといったん帰りかけたのですが、急にくるりと向きを変えてK先生に近づいて行き、耳元で何かを囁きました。それを聞いたK先生は嬉しそうに笑ってコックリ頷いています。
ささやうなず帰り道、お母さんは
さっき、何をお話ししてたの?と京子ちゃんに尋ねてみました。
すると、京子ちゃんはいつまでも元気でねって言ったのと恥ずかしそうに教えてくれたのです。
京子ちゃんのように、自分の気持ちを素直に言葉で表現できる子は、ちゃんときける、優しい思いやりのある人に成長していくことでしょう。

母さんとしてかがやいて下さい。

子どもを信頼して突き放すことができない。

人の言うことも
悪い手本になってはいませんか?
けじめのない大人の生活先生、真理奈は今日プールを見学にしてください真理奈ちゃん、体調が悪いのですか?いえ元気ですが、今朝三時に寝たので睡眠不足ですからと平然と答えるFさんこれはある保育園での朝の会話ですが、最近ではFさんのように子どもを大人の時間に合わせて生活させる親が少なくありません。さすがに真理奈ちゃんのように三時まで子どもを起こしておく親はまれですが、十一時や十二時頃まで起きている子どもは決して珍しくはないのです。
幼児期は大人が意識的に寝かせる努力をしない限り、子どもはなかなか寝ないもの。
母親から教わる伝統的なやり方

母さんは意外に多いものです。

大と口先だけで注意をし人が好きなテレビ番組に夢中になっていて、子どもは寝る時間よ
ても、親の言う通りに寝るものではありません。
子どもは大人の言うことをきくのではなく、大人のやることをマネするものだからです。
小さいからこそ、けじめが大切幼稚園で先生が話を始めても一向に聞く姿勢がない翔太君。大切な注意をしているというのに、横を向いて友だちとおしゃべり。困り果てた先生がお母さんに事情を話すと、そうですか。何度も言いきかせてはいるのですが……とお母さんも困っている様子。
その後先生がお母さんの行動を気に掛けて見ていると、そっくりなのにビックリ!

子どもを守るため

なんとお母さん自身が翔太君と授業参観のときも他のお母さんとの話が忙しくて、翔太君の様子はチラチラ見る程度毎日のお迎えの際も、先生からの伝達事項は空耳状態で、相変わらず仲良しグループのお母さんと円陣を組んでのおしゃべりを楽しみ、話が終わった頃、
先生、さっき何を持ってくるようにとおっしゃいました?というありさまなのです。
いつもそんなお母さんの様子を近くで見ている翔太君。
態度ができないのも無理はありません。
これでは翔太君に人の話を聞く子どもは親のやっていることをしっかり見ているものです。まずは子どもをしつける前に親をしつけないといけないのが現在の状況だと先生はつぶやきます。
母さんも反対よ。

大学ですけどそこの付属
大学ですけどそこの付属

子供一人で判断できる

翔太君のお母さんに限らず我々大人は、まず自分自身がけじめのある生活を送っているかどうか謙虚に見直す姿勢が大切です。実は子どもの問題行動は親自身の問題であったというケースは決して少なくないからです親がものごとに対する善悪の判断がしっかりしていない場合にも、子どもに善悪の区別は伝わりにくいもの。生活のなかで1つずつ、これはやってもよいことなのか、いけないことなのかを子どもに知らせることが大切ですきぜん特に人間として絶対にしてはいけないことについては、毅然とした態度で子どもに教えなくてはなりません。