子育てについてもひとつの正解のない時代です。

大学紛争ももとはと言えば

うことをきく以前に、親の
言うことがきこえてこないのです。
親の
言テレビ·ビデオの存在そのものが親の言うことをきけな節度のない見せ方によって、くしているのです。
実際、長時間一人でテレビ漬けになっている子のなかには、テレビ等の音には反応するのに、人の声に反応しない子がいます。人間としてのコミュニケーションの基本が確立できていないのです。
人間にとって本当に大切なのは、現実の世界ですsさんは、健一君を自分の名を呼ばれても聞こえてこない世界に、幼児のうちからどっぷり浸からせてしまったのです。
食事中はもちろん、常にテレビ·ビデオをつけっ放しにしないで、見る時間をきちんと決めること、一日一時間までが妥当でしょう。というのは、一日のテレビ視聴時間が1時間以内、1時間から11時間、11時間以上と分けた場合、子どもたちの学力と視聴時間が反比例していたという統計結果もあるからです。
母さんも反対よ。

たとえ一日一時間と親が決めたとしても、子どもが言うことをきかず、勝手につけてしまう家庭がほとんどでしょう。そうならないためには、赤ちゃんのときから、子どもの手が届かないところにリモートコントローラーを置いて、触らせなければよいのです。テレビ·ビデオをつけるのは、子どもではなく親であるということを認識させるのです。
大人の権威を台無しにするテレビ子どもに見せたくない番組の二位一九九八年、日本PTA全国協議会調査になったクレヨンしんちゃんは、傍若無人な振る舞いをする生意気な幼稚園児と、彼らにすっかりなめられている両親をはじめとする大人たちの話です。この番組を見せたくないと思いつつ見せているという親たちの現状は、まさにクレヨンしんちゃんとその親の関係そのものです幼稚園の子どもと大人が対等な立場でケンカをし、騒ぎを起こす様子を子どもたちに見せつけるクレヨンしんちゃん

子どもたちが親を尊敬しているかという


先生に相談してみましょう。

それがこの数年間、人気番組として、茶の間の笑いを誘っているのです。
親が見せたいと思う番組ほど、多くの子どもは見向きもしません。残酷な、あるいはエッチな場面、言葉遣いが乱暴でいじめや偏見を助長するシーン、常識やモラルを極端に逸脱している内容など、子どもに見せたくないと親が思う番組ほど、視聴率が高いという皮肉な現状があります。それは、ものの善し悪しの判断がつかないうちから、子どもにテレビを見せ放題にさせてきたツケなのです。子どもたちは常時、より強い刺激を求めてかちゃかちゃとリモコンを切り替えるようになっていますよまさにラクは苦のタネ。見せていればラクと、幼いときから子どもに見せているテレビ·ビデオの内容とその見せ方のなかに、大人を軽蔑し、尊ぶべき人間関係をぶちこわすタネが潜んでいるのです。
先生から直接言われてびっくりしたものです。

学校は決して楽園への入口楽あれば苦あ

そのことに気づかない多くの親たちは、節度なく子どもにテレビ·ビデオを見せることによって、言うことをきかない子を育てているのです。
お気楽ママとぐうたらっ子日本の女性が生涯に産む子どもの数の平均が一·四人を割り、子どもは一人、あるいは二人しかいないという家庭が珍しくなくなりました。どの家庭も少数精鋭主義で、親の熱いまなざしが、少ない子どもに注がれることになりますところが、親の子どもに対する関心や期待が大きくても、それがちっとも子どもに伝わらないことがあります。親の思いなどどこ吹く風で、毎日ルンルンと楽しそうに自分のやりたいことだけをやっている子どもがいるのです。
がんばる気のない子どもYさんは、小学校四年生の康平君が明日から夏休みという日に学校からもらってきた通信簿を見て、いつになく頭に血がのぼってしまいました。5が一つもなく、43ばかりが並んでいたからです。
康平君のテストの点は、ほとんどが九〇点以上でした。


教育の味なのではないでしょうか。

育てたいものである。

それなのにこの成績しか取れないということは、同じクラスの授業態度のいい子のほうに、5がつけられてしまったのだと、Yさんにはピンとくるものがありました。康平君は授業中、手を挙げて発言するということもなければ、提出物をきちんと出すこともないと、担任から聞かされていたからです頭にきたYさんは
こんな成績をもらってくるなんて。残念に思わないの!と、いつもとはうって変わって激しく叱りつけました。康平君もお母さんの剣幕に驚いてしまい黙って口をへの字に結んでいます。
テストでいい点数が取れるくらいですから、康平君は勉強ができる頭のいい子なのです。
ところが一生懸命にものごとに取り組むという姿勢がまるでありません。
一年生の頃にはスイミングスクールに通っていましたが、康平君はプールで練習していませんでした。二階の観覧席で友だちと遊んで、時間になるとバスに乗って帰宅していたのです。しょっちゅうこれを目撃していた同級生の母親が、電話でさんに知らせてきました
教育の大鉄則ですその悪鬼

子どもに厳しく接することになったようだ。


子どもが吸収していく。

「まったくうちの子ときたら、努力するということがないのよ。努力する子が結局は伸びるのにねえ。親に似ちゃったのかしらねえ」と、Yさんはこぼすのですが、あまり迫力はありません。
おしゃべりとおしゃれの好きなお母さんYさんはふくよかでおっとりしていて、いつもニコニコしている愛想のいいお母さんです。話題が豊富なうえに頭が切れる人ですから、適当にものごとの道理や世の中の常識をはさんで話すので、相手を飽きさせることがありません。一緒におしゃべりをしていて、とても楽しめる人なのです。ですからさんの家を訪れる女友だちはひきもきりません。
というとさんは、大忙しのお母さんに見えますが、実はさんに限ってそんなことはないのです。家事が大嫌いなさんは、訪ねてきた友だちとコーヒーを飲んでいないときは、こたつでうたた寝しているからです。

  • 子どもに自分の仕事を語る場合
  • 子育ての中
  • 勉強するように言っておいて下さい