子どもや父

子どもは年

お母さんが自分の言ったことを貫くためには、子どもにいくらぐずられても動じない強い意志と、どんなに時間がかかってもじっと待つ辛抱強さが必要です。子どもばかりに要求せずに、親も責任を持った言動で向き合わなければ、子どもに言うことをきかせること
はできないのです。
上の子を大人扱いにしてはいませんか?
写真でわかった上の子の気持ち一枚の写真があります。真っ白なバスタオルに包まれた生まれたての赤ちゃんを抱くお母さん。その周りを取り囲むようにお父さん、おじいちゃん、おばあちゃんが微笑んでいますしかし何より興味深いのは、部屋の隅で指をくわえながらその様子を眺めている女の子の姿です。上目づかいに赤ちゃんを見るその子の表情には、赤ちゃんに興味はあるもののお母さんを赤ちゃんに取られてしまった複雑な気持ちがハッキリとあらわれています。その周りには同じ部屋にいながらも、ぽつんと自分一人取り残されてしまったような空気が漂っていました。
子どもとよくつき合ってみる
母の顔を見上げていた。

  • 子供との約束をないがしろにすれば
  • 子どもにも恵まれた妻の自己実現
  • 子どもに育ってしまっています。

小学校は初等科といいます

この写真はアマチュア写真家である母方の祖母が「小さな赤ちゃんの存在は誰にとってもいとおしいもの。ただし、その喜びを素直に感じられない上の子どもの気持ちも忘れないで!」というメッセージを込めてそっと撮ったものでした。
見たことがない長女の寂しげな表情を写真で見た母親は、祖母がどのような思いでシャッターをきったのかがよく理解できました。百聞は一見に如かずの言葉通り、一枚の写真がものを言わずとも上の子どもの気持ちをよくあらわしていたからです我が家に
愛人がやってきた?
赤ちゃん誕生までは一家の主人公のように振る舞ってきた上の子どもなのに赤ちゃん誕生と共に、家族の注目が赤ちゃんに集中するのですから、不愉快な気持ちになるのも当然のことです両親をはじめ家族は、上の子どもの複雑な気持ちを理解し、できるだけ上の子どもに配慮するよう心掛けてはいるのでしょうが、赤ちゃんをうっとりと見つめる視線や赤ちゃんに投げかける特別にやわらかい声は、無意識に出てしまうもの。

母の顔を見上げていた。

子どものころ近所に住んでいた友だち

どうしようもありません。
そんな様子を、上の子は大人が考えている以上に鋭く見聞きしています。
赤ちゃんが家にやってきたときの上の子の気持ちをたとえるならば
夫が突然、自分より若くて可愛い愛人を連れてきたようなもの。そう考えると、「さあ、今日からあなたはお兄ちゃんお姉ちゃんだから、赤ちゃんを可愛がってあげてね」と言われても納得するどころか、嫉妬の炎がメラメラと燃えてしまうのも理解できるのではないでしょうか。
しっと関心を引くために、親を困らせる子ども赤ちゃんが生まれるまでは、何でも自分でやりたがっていた真央ちゃん。
子どもたちには年寄

勉強がむなしかったよ。

三歳ちがいの妹が生まれると、突然性格が変わったかのように親を困らせるような行動をとるようになりました。
自分で食べていた食事も食べさせてほしいと駄々をこね、コップで飲んでいたお茶も哺乳瓶で飲みたいとすっかり赤ちゃん返り。眠っている赤ちゃんを起こしたり、つねったりしまいには赤ちゃんの顔の上にハンカチをのせたことで、お母さんもついに爆発。
にゆうびん
「赤ちゃんの世話だけでも忙しいというのに、自分でできることまでやらなくなったうえに、せっかく眠った赤ちゃんを起こして仕事を増やしてくれるのだから、本当に腹が立ちます。以前は優しい子どもだったのに、私の見ていないところで抵抗もできない赤ちゃんが可愛く思えないのです」とNMSに相談を持ちかけてきたのです。
関係がすっかり悪循環になっているケースです。

母さんの真情がわかるのです。

お母さんと子どものここで大切なことは、真央ちゃんの親を困らせる行為は、お母さんの関心を自分に向かせるためにやっていることだとお母さんが理解することです。
真央ちゃんはたとえ叱られることでもいいから、とにかくお母さんに自分を見てほしい自分に注目してほしい、自分を無視しないでほしいという気持ちでいっぱいなはず。本当はお母さんを困らせたいのではなく、お母さんにかまってほしいだけなのです。
そんな子どもの気持ちを理解できるようになったお母さんは、その後真央ちゃんに対して腹が立つというより、子どもが自分にSOSを発信しているサインだと思えるようになりました。
上の子どもに変わらぬ愛情を伝えるには「母親に愛されている実感を感じられるようになれば、上の子はきっと下の子どもを可愛がるようになる」
子どもとよくつき合ってみる

子供だった誰でも自分
子供だった誰でも自分

小学校に上がるころになる

という言葉を信じて、真央ちゃんのお母さんはNMSのアドバイスを実践し始めました。
まず赤ちゃんが眠っている間に真央ちゃんをぎゅっと抱きしめて、
ママは真央ちゃんが一番好きよ。でもこのことは絶対に誰にも言ってはダメ。ママと真央ちゃんの秘密ね!
と、お母さんの変わらぬ愛情を真央ちゃんに伝えることから始めましたこれはもちろん下の子どもにも同じことをやっているのですが……