子どもの話題で一番多いのが流行のことだ。

子供の異常の第一段階をとらえることができる。

つまりここでも人並みというのは、結局もっともつまらない道で、やはり名誉ある孤立というような形で堂々と立っている人間になってほしいものです。私がひとかどの者になれと常々言い続けてきたのは、まさに
この意味においてです女性の自立と自己表現私たちが育った時代は、考えてみると、まだまだナイーブな時代でした男女平等なんて言っても、それは制度を平等にというレベルのことで、もっと根深い諸問題までは意識が及んでいませんでした。
しかし、そんな制度上の差別をなくすなんてことは、まだ初歩的な段階で、問題は、一見差別とは見えないような日常の襞々に隠れている悪質で微妙な差別意識を総精算しなくてはいけないことです。それが現代、私たちが直面しているところなのです。
ひだたとえば、小学校に入ると、女の子は赤いランドセル、男の子は黒いランドセル、というのを今でも誰も不思議に思わないかもしれない。
子供の問題をますます大きくすることになるのです。

子どものときにやりたいこの姿勢の一つだけでいい


子供に話しかける

>母さんに目配せしてしかし、よく考えてみれば、女の子でも赤なんか嫌いで青いのが好きという子もいるかもしれない。男の子でも黒は嫌だなと内心思っている場合もきっとあるでしょう。そういう個人差というもの、個人の嗜好というものを一切認めないで、男は黒、女は赤、と決めつけていくのはじつはとてもよくないことです。学校の制服を含めた服装についてでも、私に言わせれば、男はズボン、女はスカート、というような思い込みは、もうなくしてよい頃ですそもそも、男の世界、女の世界、みたいな二分論そのものが私は嫌です。断じてそういうものを認めたくないのです。男同士で酒を酌み交わして、だとか、女には女にしか分からないこともあるのよねえ、だとか、そのような意識はぜひこの際捨て去ってもらいたい。


子ども部屋で過ごしています。

両親のこと。

体験の機会を与えることが必要です。あるのは同じ人間としての実存だけであって、男と女とを分けて考えるのはどうも感心したことではありません。
とはいえ、男女は体の構造も違い、思考法にも、また性的な志向にも明らかに違いがぁることは事実で、これをいっしょくたにしろというのではありません。
私が主張しているのは、そういう違いのある男女だからこそ、お互いの違いをフランクにさらけ出し、知らせ合い、よく話し合って、そうして調和して生きていこうよ、ということですぽくしゅそれを初めから男の世界と女の世界に分けてしまって、それぞれが秘密の何を墨守するような行き方では、両性はいつまでたっても、お互いのことを理解することができずいきおい調和することもむずかしくなる道理です。
大学は理科系を出て

小学校の低学年だったころそうではありませんか私は、自ら男世界の裏切り者であると公言しております子どもの頃から体は小さく、腕力は弱く、運動オンチで、活溌乱暴なる男の子の社会にとかく入れてもらえなかった。それで私は自己防衛の意味もあって、うことがきっとあるに違いありません。
言葉を鍛練したといこういう男の子の社会に属さなかったということは、長じて大人になっても、男たちの世界に入らないという行動となったのでした。たとえば、飲み会などの付き合いは一切しません。私は酒も煙草も、ゴルフも賭け事も、悪所通いも、一切しない人間です。そういう男どもの拠って立つ世界が、ともかく不愉快でしょうがない不愉快で無意味だと思っていることは、するに及ばない私は例の名誉ある孤立的な考え方から、ずっとそう思ってきました。今もその思考法には毫も変更の余地はないと思っております。


先生はじっと見てい教頭

そういう立場から見ていくと、一見男女平等が実現しているかのように見えるこの現代にも、根強いジェンダー差別が伏在していることが分かりますたとえば煙草の習慣などもそうです
あれは個人の嗜好の問題だから、何も差別には関係ないだろうなどと思ってはいけませんんか現在でも、おおむね、となると、喫煙率には男女の間に大きな懸隔があることはよく知られています男子の六割が喫煙者ですが、女子は一割に満たないというのが現状です全体では過半の人は非喫煙者ですから、社会の原則は禁煙であるべきです。
子供たちも自分の現状を報告しない。

子どもを導かなければという性急な思いのため

子どもたちにとっての死のイメージだしかし、現状はどうでしょうか。ほとんどの会社ではまだ職場は煙草の吸い放題、そのために嫌な思いをしている女子社員の思いなど平気で踏みにじっているのが多くの会社の現実なのですそのことの背後には、一人前の男は酒が飲めて煙草が吸えて、というような一定の観念があることに注意してください。それは、男たちが成人して彼らの男の社会に入ってくるについて、酒と煙草の洗礼を与えて、それによって帰属許可を与えようという共同体的意識があることに思いを致すべきだ。これは重大なる性差別です。つまりそういう社会には女は入れない、ってわけですから。女も、かかる男の世界に入りたいからには、喫煙·飲酒·ゴルフに加わってください、とそういう圧力がある。